ホントの殴り書き

 ホテルの部屋でノートにザーッと書いたことをここに記す。イミフな部分は手を加えたがそれ以外はそのまんま記すこととする。お見苦しい部分が多々あるかもしれないがご容赦ください。

 私、ラーメンを食べている時に気づいたんです。今日たどったルートってもしかして来年(2014年12月27日時点)延伸開業する北陸新幹線のルートなんじゃね?って。ははーん!どうりで沿線や駅にカメラ小僧が多かった訳だ。いや、カメラ小僧だけではなく親子連れなんかも電車の前で記念撮影してました。去りゆく者を名残惜しむかのように私には見えました。

 妙高号で見た雪原とリンゴの木が織りなす音の無い世界。親不知の名前に偽りなし!荒々しく牙を剝く日本海。かと思えば眼前に迫りくる立山連峰。前日に赤い悪魔の試合をみて夜更かし&睡眠不足で旅をするには最悪のコンディションなのを忘却の彼方に置いてこれる位、めくるめく車窓に引く込まれてゆき、あまりのアレにトリハダが立ちっぱなしでありました。

 シンカンセンではどう逆立ちしたってムリでしょ!考えるまでもないが、日本海、迫りくる山、時々トンネルVS高架、コンクリート構造物、やたら長いトンネル。どっちがいいっすか?時間と引き換えに前者を取るか、目の保養を差し出して後者をとるか?

ケンカをふっかけてみたが、どちらでもいいんです。便利になり遠距離恋愛のカップルの破局率をシンカンセンが下げる事になれば、2人のヒーローであり(電車だけど)、恩人であり、一緒になる事が出来た暁に恩師くらいになれちゃいます。子供をもうければ人口増加に寄与できますし。と、壮大な妄想をかましてみたが不可能を可能にするツールの側面も持っているのも事実です。

 便利な世の中になった反面、便利過ぎる事に一抹の抵抗感(後ろめたさ)があるわたしは「なんだかなあ」と思ってしまうんですよ。ヘソまがりな要素も含んでいますが。なので折り返しの行程からは去りゆく者の抵抗感を前面に押し出した内容でお送りしたいと思います。

ではでは。ぴっ!